

特撮に見えたる妖怪 / 式水下流
著者:式水下流
発行:文学通信
発行年:2024年2月
サイズ:210mm×150mm
商品の状態:新品
怪獣や怪人のモチーフとなった妖怪がわかる!
これからの特撮の見方が変わる!
「妖怪」が出てくる特撮作品を集成し分析した本邦初の書。
まだ「特撮」と呼ばれていなかった戦前から、「特撮」が浸透した平成までの変遷を踏まえ、妖怪をモチーフにしたキャラクターが登場する各年代の特撮作品を紹介。妖怪については、古典や民話、また同時代の児童向け雑誌や図鑑、関連資料から横断的に探り尽くす。
資料編では、妖怪に関する特撮や映画などの映像作品と刊行物をまとめた年表、特撮作品別の登場妖怪一覧、妖怪別の特撮作品一覧の3つを収録。一覧では、作品に登場する妖怪の特徴を可能な限り紹介してある。
特撮作品の妖怪、あるいは妖怪をモチーフにしたキャラクターのデザインは、家電製品の技術進歩や流行のファッションなど、その時代の空気が色濃く反映されていることがある。たとえば、ストリートカルチャーが流行した1990年代には、特撮ヒーローたちのみならず、登場する妖怪たちもその空気をまとっていたりする。親和性が高い「特撮」と「妖怪」を軸にまとめることで、本書は幅広いジャンルの相互理解を進めたり、時代背景も考えることができる本になった。
特別寄稿・京極夏彦「ないものを撮る」収録。
中学生から一般の方まで、特撮好きはもとより、妖怪ファン、怪異ファン、必読の書!
■本書を推す書店員
諸星めぐる(もろぼしめぐる)
https://twitter.com/boshi_megu
■著者コラボ配信(YouTube)
【妖怪】教えて!山田の歴史を語る会のみなさんと妖怪のハナシ
https://www.youtube.com/live/pIicL9rZ_Jg





