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異界と日本人~絵物語の想像力~ / 小松 和彦
¥770税込
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著者:小松 和彦
発行:角川書店
発行年:2003年
サイズ:190mm×129mm
商品の状態:中古品。表紙にわずかな擦れ、汚れ、日焼けあり。小口にわずかな汚れあり。本文は概ね良好な状態です。
異界を覗くと、日本人の想像力が見える。
妖怪研究の第一人者が贈る画期的異界論。
古来、日本人は未知のものに対する恐れを、異界の物語に託してきた。日常の向こう側に広がる異界では、陰陽師が悪霊と戦い、狐が美女に姿を変え、時間の流れが歪む。酒呑童子伝説、浦嶋伝説、七夕伝説、義経の「虎の巻」など、あまたある異界の物語を絵巻から読み解き、日本人の隠された精神生活にせまる。妖怪研究の第一人者が贈る画期的異界論。~本書帯文より引用~
▼目次▼
異界論のすすめ
序章 異界をめぐる想像力
第一章 反魂の秘術 ——『長谷雄草紙絵巻』
第二章 源頼光と酒呑童子 ——『大江山絵詞』
第三章 妖狐の陰謀 ——『玉藻前草紙絵巻』
第四章 龍宮からの贈り物 ——『俵藤太絵巻』
第五章 龍宮の逆説 ——『浦嶋明神縁起絵巻』
第六章 天界への通路 ——『天稚彦草子絵巻』
第七章 義経の「虎の巻」——『御曹子島渡』
第八章 天狗と護法童子 ——『是害房絵詞』
第九章 狐の「浄土」と異類婚姻 ——『狐草紙絵巻』
第十章 百鬼夜行のパレード ——『付喪神絵巻』
第十一章 幽霊の近世 ——『死霊解脱物語聞書』
終章 異界観の変容と妖怪文化の娯楽化
あとがき
■本書を推す書店員
諸星めぐる(もろぼしめぐる)
https://twitter.com/boshi_megu
■紹介動画(YouTube)
【民俗学 / 解説】どこにいくの?異界の民俗学
https://youtu.be/qD5jcdH32Kk
REVIEW
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