

増補 害虫の誕生 ~虫からみた日本史~ / 瀬戸口明久
¥1,320税込
著者:瀬戸口明久
発行:筑摩書房
発行年:2025年6月
サイズ:148mm×105mm
商品の状態:新刊本(文庫)
植民地支配、近代都市、戦争……排除すべき存在はいかに作られたか
ハエもゴキブリも昔は「害虫」ではなかった。植民地支配や戦争により、我々の自然観はいかに組みかえられてきたか。小さな虫から近代を読み解く。
今では忌み嫌われるハエやゴキブリ。しかしハエは小さくかわいらしい生き物と見られていた時代があり、ゴキブリは豊かさの象徴だったとする説もある。こうした虫たちは、いかにして人間の手で排除すべき〈害虫〉となったのだろうか。本書はその背景を丹念に読みとき、植民地の統治、「清潔」な近代都市の成立、戦争における伝染病の蔓延や毒ガスの開発などを契機に、近代国家が人々の自然観を組みかえてきた過去を明らかにする。文庫化にあたっては、テクノロジーの発達による害虫の「消滅」などを考察した補章を収録。小さな虫から、人と自然の関係に織り込まれたダイナミックな歴史が見えてくる。
【目次】
プロローグ
第一章 近世日本における「虫」
第二章 明治日本と〈害虫〉
第三章 病気 —— 植民地統治と近代都市の形成
第四章 戦争 ——「敵」を科学で撃ち倒す
エピローグ
新書版あとがき
補章 害虫の誕生再考
■本書を推す書店員
諸星めぐる(もろぼしめぐる)
https://twitter.com/boshi_megu
■紹介動画(YouTube)
誰にとっての概念?害虫の民俗学
https://youtu.be/ERv0r6YS1Ok
REVIEW
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