八ヶ嶽の魔神 / 国枝史郎
著者：国枝史郎
出版社：桃源社
発行年：1972年
サイズ：197mm×135mm
商品の状態：帯は無し。表紙裏にシミあり。表紙背に補修あり。本文の状態は経年相応の痛みです。
大正の大衆文学を牽引した伝奇小説の書き手である国枝史郎の三大伝奇長篇のひとつ（『蔦葛木曽桟』『八ヶ嶽の魔神』『神州纐纈城』）。大衆文学興隆期らしく、数百年前の一人の姫をめぐる伝説、二派に分かれて闘争を続ける一族の歴史、主人公の数奇な生い立ちと不老不死など、エンタメ要素がてんこ盛り。小栗虫太郎、江戸川乱歩、夢野久作などを生み出した幻想怪奇文学のさきがけです。
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