白蓮れんれん / 林真理子
著者:林真理子
出版社:中央公論社
発行年:1994年
サイズ:206mm×144mm(箱付き)
商品の状態:箱に僅かな凹みがありますが状態は良いです。本文の状態も良好です。
華族出身で、筑紫の炭鉱王に嫁いだ歌人、柳原白蓮が7歳年下の社会活動家、宮崎竜介と駆け落ちした世に言う「白蓮事件」。当時一大センセーショナルとなったこの事件を軸に恋愛小説の名手、林真理子が門外不出とされた白蓮と竜介の書簡700通を得て、白蓮の半生を丹念に紡ぐ。
◎書店員の推薦文
天皇に連なる伯爵家に生まれ、十代で最初の結婚、出産、離婚を経験した燁子。なかば政略結婚のように筑紫の炭鉱王に嫁ぐが…。歌人・柳原白蓮、大正三大美人として「筑紫の女王」と呼ばれた白蓮。姦通罪があったこの時代、命をかけた7歳年下の社会活動家、宮崎龍介との駆け落ち。写真では柳のように儚げに見える彼女を突き動かしたものはなんだったのか。くりかえし本の題材にとりあげられ、白蓮自身も自伝を発表しているが、門外不出とされた二人の700通の往復書簡を得た恋愛小説の名手、林真理子が丹念に紡いだこの本は一際の輝きを放つ。(by 桃仁)
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