資本主義リアリズム / マーク・フィッシャー

著者：マーク・フィッシャー
訳者：セバスチャン・ブロイ　河南瑠莉
出版社：堀之内出版
発行年：2018年
サイズ：188mm×128mm（ソフトカバー）
商品の状態：帯の一部に破れアリ。裏表紙に汚れアリ。本文の状態は概ね良好です。

未来の創造を諦め、資本主義の不毛さに違和感を覚えつつも、その要請を淡々と受け入れてしまうわたし達の諦めの主体性を、映画・音楽・小説の中に発見すると共に、その《諦めの常態化》に抗う一筋の光を見せてくれる思想書です。思想書の中でも特に読みやすい一冊なので、現代社会に息苦しさを感じているかたは騙されたと思って是非一度手に取っていただければと思います。

—— 資本主義の終わりより、世界の終わりを想像するほうがたやすい。ポップカルチャーと社会に鋭い光をあて、ヨーロッパで熱狂的な注目を浴びたイギリスの批評家、マーク・フィッシャーの主著、待望の邦訳刊行。2017年1月に急逝した彼の、「ぼくらの」、言葉とため息、叫びを、未来へ届けるために。——（本書カバーより引用）